企業インタビュー

Interview
Photo by nappye
@ダリア園

見習うべきは見習い、自分らしく、時代にマッチした会社に

町田市忠生をはじめ、相模原や座間、十日市場、そして中国にまでスイミングスクールを展開している協栄スイミング。創業は昭和55年。現在、7つの株式会社を統括する株式会社協栄の2代目として、会社の指揮を執る若林清隆氏。弟で市議会議員の章喜氏と共に、偉大な父が大きくした会社を強く、そして更に大きくしている。

Q 入社されたいきさつなどを教えて頂けますか?

A 高校を出て、叔父の電機屋で数年働いた後、リフォーム会社とマッサージ店を起業して経営していました。35歳の時、相模原の施設を立ち上げるタイミングで父から声がかかり、入社したんです。 最初はバスの配車管理をしていましたが、株式会社協栄が出来、そこで専務となり、40歳で社長に就任しました。

Q お父様から教わったことや見習いたいことは何ですか?

A 自分も経営者でしたから、経営について何かを教わる、ということはありませんでした。ただ、お客様を大事にすること、安全が全ての原点だということは徹底的に叩きこまれましたね。見習いたいところは、器が大きいところとか、人脈が凄いところとか。色々な人に愛されていると感じます。 あと、今でも驚くほどアグレッシブ。 沖縄の大会が終わって羽田に戻って来たら、その足で中国に行ったり。とても僕には真似できないですけれどね(笑)。

Q 衝突したり、お父様のやり方を変えたりされたことはありませんでしたか?

A 衝突はないですね。意見が違って話し合うことはよくありますが。仕事についてはとにかく全面的に任せてくれているので、ダメ出しされたり責められたりは一切ありません。変えたところは、それまで個々の商店のような感じだったのを、労務管理や様々な体制を整えて、組織としてまとめたところです。

Q 最後に今後の展望を教えてください。

A 今まではスイミングなど子ども中心でしたが、これからは高齢の方に向けたビジネスも展開していきたいですね。「町田のお年寄りは元気だよね、協栄があるからね」と言われるくらい、影響力がある強い会社にしていきたいです。

Company Profile

株式会社 協栄
創業 昭和55年8月
業種 協栄スイミング町田・相模原・座間、協栄スポーツクラブ十日市場の運営
町田市忠生 2-3-1
042-793-1251

kawasemi 2018.1 vol.128
「俺達、2代目」より抜粋