このモニュメントは、平成14年11月1日に(社)町田法人会が、都市計画道路3・4・11号線(現・原町田大通り)の開通記念と社会貢献活動の一環として、街づくり・環境美化のシンボルとして町田市へ寄贈したものです。
寄贈したこのモニュメントは、作品題名を“明けゆく”とし、地元造形美術家で(社)日展参与・(社)光風会名誉会員三橋國民氏の作品です。建立された場所は、町田街道と隣接する原町田5丁目。素材はアフリカ産黒色斑れい岩、重さ5.8トン、高さ3.2メートルの堂々たる作品です。
“明けゆく”は、作者三橋國民氏が戦時中の極限状態の中で見た、巣立ち間際の母子鳥が愛情豊かに表現され、“新しいみちは果てしない空へ、そらは鳥たちと明けていく”という詩が刻まれています。
まさに、町田の未来への限りない発展を、『果てしなく延びる新しい道』と、『大空に向かって巣立ちゆく鳥』に映し見事に彫られています
(社)町田法人会では、社会貢献活動の一環として、平成15年2月26日より原町田大通り(都道3・4・11号線)の歩道で道路美化活動を実施してきました。
地区会や部会の役員が毎月2回、道路清掃や植込みの手入れなどを現在に至るまで行っています。
この活動が評価され、平成20年8月1日、国土交通大臣から道路功労者として表彰されました。